iamobasanのブログ

おばさん介護福祉士の奮闘日記



からすが、落ちた

夕食後、いつものように居室へ
サッサとベッドで横になっていた
おばあちゃんが突然、「からすが落ちた」
と言ってホールに出てきました。
からす?外は暗くて、鳥が飛んでいる
感じではなかった
おばあちゃんは、心配そうに「早く助けないと」
と言ってます
始めは、夢でも見たのかと思っていたのですが
あまりにも、心配そうにしているので、一緒に
窓の外を見ましたが、からすが落ちた気配は
ありませんでした
おばあちゃんは「ほら、鳴いてる子供の
子供のからすよ」と言います
おばあちゃんの幻聴なのか?
しばらく、ホールで心配そうにしていたおばあちゃん
「ほらほら、鳴いてる」とまた言いだしました
よーく聞いてみると、おばあちゃんの部屋から
3つとなりのおばあちゃんの、くしゃみでした
そのおばあちゃんは、物凄く耳が遠いので
自分のくしゃみの、ボリュームがわかりません
いつものくしゃみなので、からすの鳴き声と言われても
ピンとこなかったのです
心配していたおばあちゃんに、「○○さんのくしゃみよ」
と説明すると、ほっとしたのか居室に戻って、また
ベッドに横になりました
優しいおばあちゃん、おやすみなさい



最後までお読みいただき、ありがとうございました