iamobasanのブログ

おばさん介護福祉士の奮闘日記



投稿を休んでいた間の出来事

あるおばあちゃんの話しです。


夜になると、急に人格が変わってしまう
おばあちゃんがいます。
普段は、にこにこして他のおばあちゃん
たちと楽しそうに、話しをしてます。
話す内容も、かなりしっかりした事を
話すのですが、夕食が終わって居室へ戻り
一旦ベッドに横になり、寝て2時間くらい
すると、杖の音とスリ足で居室から出てくる
音がします。
出てきたおばあちゃんは、さっきまでの
おばあちゃんとは、全く違うおばあちゃん
でした。
他のおばあちゃんを居室へ誘導して、ベッド
で横になって貰うと、「誰か助けてください
ナイロンんを巻き付けて紐でくくってます」
とか、「500万円渡すから助けてください」
と、違うおばあちゃんの居室へ入っていくのです。
違う日には、ナースコールが鳴って訪室しても
目を開けたまま、何も言わないという謎の行動
それも一晩中ナースコールのボタンから指を離
さないを朝まで続けました。
ナースコールがなれば、居室へ行くしかないので
一晩中、ナースコール攻撃に遭いました。


ある夜勤では、次の日9時に法事に行くからと
申し送りがあったので、機嫌を損ねないように
気を使っていたのですが、午前5時までは順調に
行っていたのですが、「そろそろ用意しましょうか?」
と声をかけると、私の顔を見て、ぶるぶる震えて
「ケアマネを呼んでください、姉を呼んでください」
とと叫びます。
午前5時までは、「法事に行きますっから」と言って
いたのに、午前6時45分には全く違うのです。
起こす少し前には、トイレに誘っても起きてくれない
のでベッドで尿取りパットを替えたのに、もうパット
はびしょびしょになっていました。
失禁ではなく、トイレの代わりにパットに排尿して
ました。
もう一度トイレに誘うのですが、全く動いてくれません
仕方なく、汚れたパットと、衣類を取替ようとすると
今度は、暴れます。
なんとかリハビリパンツを履かせたましたが、ヒート
アップしたおばあちゃんは、またナースコールを押して
コールのボタンを離しません。
少し間をあけようと、居室から出たのですが、「殴って
蹴られました」とか「パンツを脱がして放置されました」
と叫ぶのです。
他のおばあちゃんたちの用意もあるし、コールは離して
くれないおばあちゃん。
意を決して、おばあちゃんの支度をします。
パッチ、ズボンを履かせます。
ズボンを履く時には、自分からこっちのズボンでと言って
今日、履くズボンを指さします。
それでも、コールは離しません。
早出さんに、車いすを持ってきてもらい、半ば強引に
車いすへ移乗し、ホールに出てもらいました
それからが大変で、私の事でしょう「殴られた、蹴られた
パンツを脱がして放置された」を他のおばあちゃんに
言ってます。


夜勤度に、こう言った事が繰り返されます。
上司の主任に相談しても、あの人はああ言う人だからとか
ナースに相談したも、あなたは、声が大きいし早口だから
と言われます。
10年近くこの仕事をしてきて、こんな事は初めてだし
相談すれば、私が威圧しているようにいわれるし、
心が折れそうです。


しばらくは、立ち直れません。
愚痴のような事を書いてすいません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。