iamobasanのブログ

おばさん介護福祉士の奮闘日記



毎日新聞の記事を見て

22歳の孫娘が、おばあちゃんを殺した
記事を見ました。
大好きなおばあちゃんだったそうです。
認知症になったおばあちゃんを仕事を
しながら一人で介護していたのです。
おばあちゃんには、娘を含めて3人の
子供がいたのですが、複雑な理由から
22歳の彼女が介護するようなったと
書かれてました。
介護を初めて、5か月で限界を迎え、
おばあちゃんを殺害して、自分も自殺未遂
死にきれず、110番通報し逮捕になりました。
彼女は、介護を初めて3か月くらいで、
おばあちゃんの娘である、叔母さんに無理
だと相談していましたが、叔母さんに押し切られ
殺害する日まで介護をしていました。
大好きなおばあちゃんを、殺してしまった
彼女、施行猶予付きの判決が言い渡され
今は、社会復帰に向けて就職活動をしていると
締めくくられてました。
記事は新聞の一面と、三面記事に書かれてました。
たった22歳の彼女が、ここまで追い込まれる
までに、何とかならなかったのかと、ショックでした。
家庭には、色々な事情がありますが、このような
若い人がたった一人で介護をするのは、大変だと
思います。この仕事でお給料を貰っていても、つい
つい感情的になったり、夜眠れないほど悩んだり
します。でも私達には、仲間もいますし相談できる
先輩もいます。これがたった一人で認知症(介護度4
)のおばあちゃんを介護するのは、とてもキツイ
叔母さんがダメでも、地域には色々相談する所があった
と思うし、ケアマネもいたはず。
それを、教えてあげる民生委員さんもいたはず
こんな情報社会で、介護保険法もあってこんな事件が
起きてしまうなんて、記事を見た時は「昭和初期か」
なんて思いましたが、今社会問題になりつつあるそうです。
「ヤングケアラー」
家庭の事情で、障害や認知症の老人を若い人が介護している
現状があります。
在宅で介護するのがあたりまえの時代は、古いと思うのです
実際、働く親に代わって子供が介護をしている
学校の成績が下がる、友達との会話に入れない、介護の
ため早退すると言った事が起きているのですから
家庭の事情、金銭的なこともあるのでしょうけど
そのために、法律が介護保険法等があるのですから
相談しましょうよ、こんな痛ましい事件が起きてしまう
前に、もっと気持ちにゆとりをもちましょうよ
認知症になってしまったお年寄りは、時々私達の
心をえぐるような事を平気で言ったりもします。
夜中に何度も起こされる事もあります。
仕事で疲れていても、待ってはくれません。
自分自身の心が壊れてしまう前に、年寄を恨む前に
自分たちのために、お年寄りのためにも一番良い方法
を考えましょうよ
そのためにケアマネもいるのですから
普段は、新聞なんて読まないのですが、この記事だけは
隅から隅まで読みました。
これから、自分が進んでいく方向が見えてきたような
気がします。



最後まで読んでいただきありがとうございます