iamobasanのブログ

おばさん介護福祉士の奮闘日記



はい!大丈夫ですよ

昨夜の、夜勤でのこと
いつものように、夕食を食べて、居室に
戻って行くおばあちゃん達
それぞれ、の居室でテレビを見たり
早いおばあちゃんは、18時になって
すでに、夢の中にいます。
みんなが、いなくなったホールを掃除
していたら、一人のおばあちゃんが、ホール
に戻って来ました。何かを言いたそうに
椅子に座って、こちらを見てます。
「どうしたの?」と聞くと、何も言わずに
居室へ戻って行きました。
それから、少ししてまた、おばあちゃんが
ホールに出てきました。
今夜は「あんた一人か?」と聞いてきました。
「そうよ一人よ」と言うと、困った顔をして
もじもじしながら、「大きいのして」と言います。
ん?「大きいの?」と聞きなおすと、首を縦に
それは、夜に着ける尿取りパットの事でした。
トイレに行って、大きいパットを着けると、
おばあちゃんは、「これ、朝までもつか?」と
聞いてきました。
あれ?おばあちゃんトイレには自分で行ける
はず、なんで朝までなのかと、不思議に思いましたが
そのまま、ベッドへ行き、寝る事に
おばあちゃんは、今夜はトイレに行かないよのサイン
だったのです。それからは、布団からも出る事
なくナースコールを頻回に鳴らしてきます。
基本夜勤は、一人なので他のおばあちゃんの、介助中
に、なんでもない事でナースコールで呼ばれる
と、少しイラつきました。
一回は、トイレに行きませんか?とトイレに誘うと
しぶしぶ、布団から出てトイレに行きました。
トイレで、パジャマのズボンを下げようとしたら
ポロンと、体温計が落ちました。
そうです、おばあちゃんは、体温計を脇にはさんで
いたので、トイレには行けなかったのです。
寝ながら、自分で体温を測っているのでした。
どこも悪くないのになあ、と思いつつ、どうして
体温を測ってたのか、聞きました。
熱があると言うのです。37.5℃
何度測っても、あると言うのですが、確かに体は熱い
が、おでこを触っても、熱はないようでした。
熱で、汗が、と訴えたりと、おばあちゃんは、プチパニック
でした。ん?布団をめっくてみると、電気毛布の温度を
マックスにしていて、暖房もつけていたので、37.5℃
と熱を出していたのです。
それに、寝てからずっと体温計を、脇にはさみぱなし
その体温計を見ておばあちゃんが、一喜一憂してたのです
はい、大丈夫よと、電気毛布の温度を下げ、暖房の温度も
調節して、こちらの体温計で測ると36.2℃に安心したのか
朝ごはんギリギリまで、寝てました。