iamobasanのブログ

おばさん介護福祉士の奮闘日記



そんな顔しないで

寂しがりやの、おばあちゃん
今日も、デイサービスへ、行く前の
イベントが、始まります。
朝ごはんを、さっさと済ませ、トイレ
に行って、デイサービスに行く準備を
します。ごはんを食べてる時は、普通に
食べるのですが、いざデイサービスに行く
時間になれば、物凄い顔になります。
もう、この世の終わりみたいな顔をして
何かを訴えてます。「どうしたの?」と聞くと
「脇腹が痛い」と訴えてきます。
「どの辺が痛いか、手で押さえて」と言うと
目をまるくして、黙り込んでしまいます。
「痛い所に湿布貼らないと」と言うと、
湿布を貼る前に、痛みがどこかへいったようです。
毎日このような、やりとりをしては、結局デイサービスに
行きます。デイサービスでも、時々覗きに行くと
はにわが、壊れたような顔をして、座っています。
いつも、デイサービスの職員が、限界を感じて
利用時間も、そこそこでホームに戻してきます。
ホームに戻ってきても、しばらくは、顔が戻りません
何が、気に入らないのか、スタッフは、聞くのですが
全く答えになりません。
ホームの居室でいるよりは、デイサービスに行った方が
お話しできたり、大好きな歌を歌ってすごせると思うの
ですが、おばあちゃんにとっては、そうではないようです。
とにかく自分だけに、やさしく声をかけてほしいみたいです。
どうしたの?どこか調子悪いの?とやさしく言ってほしいのです。
スタッフが、忙しくしていると、一人のおばあちゃんだけに
構ってる事ができない。そんな時は、いつもの顔で何かを
訴えてくるのです。
ごめんね!手があくまで待っててね。
そんな顔しないで、おばあちゃんのしてほしい事わかってるからね
と、声をかけています。