iamobasanのブログ

おばさん介護福祉士の奮闘日記



それも塩分が

100歳のおじいちゃんの話です
ご夫婦で入居せれているのですが、
おばあちゃんとは別々の部屋で、暮らして
ます。どちらも元気で、二人ともシルバーカー
で自由に、お互いの部屋へ行き来したます。
おばあちゃんは、普段はデイサービスへ
行ってます。おじいちゃんは、とにかく
本が好きで、一日中本を読んでいます。
いつも、夜遅くまでテレビを、イヤホンで
聞きながら、本を読んでます。
点眼をするため、21時に訪室するのですが
時々、おかきや、ソーセージのような臭い
がするのです。普段から、食事の塩分を
気にして、お味噌汁を残したり、煮魚は半分
しか食べないのですが、21時の部屋は塩分
の臭いでいっぱいです。
しかし、おじいちゃんは、外出するのは、月に
一回最近、孫さんも外出するとき以外は、来てない
とすると、この食べ物は、どこからくるの?
あっ!おばあちゃんだ、そう言えば、デイサービス
でお友達が、持ってくるコープのカタログで
お買い物をしている。
おばあちゃんが、シルバーカーに乗せて持ってきてる
事がわかった。
往診の時に、少しむくみがあるから、塩分ひかえて
と言われていたのを、聞いているだけに、ううん、どうしたら
いいものか?と悩んでしまう。
おばあちゃんに、その事を話すと、100まで生きたから
もういいのよって、言われました。
それからも、味付けのり、ウィンナー、さつま揚げと
1週間に一回は届きます。
さすがのおじいちゃんも、食べきれないみたいです。
おばあちゃんは、普段減塩食であまり食べない人なので
食べきれない食べ物を引き取ることもできません。
おばあちゃんは、カタログをみて、お買い物をするのが
楽しいだけで、塩分等は考えてないみたいです。
おじいちゃんは、おじいちゃんなりに、みそ汁を残したり
漬け物をのこして、減塩してるけど、おばあちゃんの買って
くるものは、あれも、これも、それも塩分ですよ。
と、心で言いながら、喉をつまらせないよう、見守る事
しかできませんでした。