iamobasanのブログ

おばさん介護福祉士の奮闘日記



演説するおばあちゃん

昨夜、夕食の時間に起こった事です。
いつものように、夕食がくると、ホール
にみんなが集まってきます。
時間がわからない、利用者さんは、スッタフ
が声をかけにいきます。それでも、中々出てきて
くれない利用者さんもいます。
配膳がおわり、みんながごはんを、食べ始めた
頃にやっと出てきた。日頃から食べるペースが
遅いので、みんなが、食べ終わる時には、まだ
食べていました。他の利用者さんは、食事の後
は、雑談をしています。食べるのが遅かったおあばあ
ちゃんは、必死で食べ終わろうと、ごはんにお茶をかけ
て流しこんでいます。それを見ていた、同じテーブル
に座っていたおばあちゃんが、説教をしだしたのです。
みんなが、揃っているのに、中々出てこなかた事や
食べるのが遅いのに、おしゃべりをして集中してない
事をぐちぐち言いだしたのです。
その時は、ぐちぐちを聞いていたのですが、突然
テーブルをたたきだしたと思うと、今度はコップを
振り上げて、お茶をかけようとするのです。
その時は、スタッフが中に入りなんとか、その場は
収めたものの、ごはんを食べるのが遅かったおばあちゃんは
気が収まらなかったのでしょう、一旦居室にもどってから
再びホールに出てきて、説教したおばあちゃんの居室
へ向かったつもりでした。ところが、向かった先は
全く関係のないおばあちゃんの居室でした。
少し居室の戸を開け、逆説教が始まったのです。
ちがうちがう、そこのおばあちゃんは関係ないのよ
と止めに入るも、もうおばあちゃんは、ヒートアップ
していて、なにがなんだか分からない状態です。
やっとの思いで、その場から離し椅子に座らせた。
おばあちゃん言い分もわかるけど、この部屋のおばあちゃん
は、関係ないのよと、説明する。
やっと落ち着いたとおもいきや、選挙演説なみの演説が
はじまりました。「私はごはんを食べていただけです。
あなた達が私のところでしゃべるから、腹が立ってるんです」
等さんざん演説をして、居室に帰り、さっさと寝てしまいました。
説教したおばあちゃんの部屋を、間違ってくれた事は
ラッキーでした。もしガチで部屋に行ってしまったら
演説ではすまなかったような気がします。
始めにその場を、収めた時にきっちり和解をしていたら
ここまで、ヒートアップする事もなかったのに、おばあちゃん
の演説も聞かないで済んだのにねえ。