iamobasanのブログ

おばさん介護福祉士の奮闘日記



まさかの介護 2

あかんよはあかんよ


よく現場で耳にする言葉
「〇〇せんとあかんよ」「〇〇しないとダメよ」
と入居者さんに声をかける


特に、お薬の服薬介助なんかで
口を開けてくれない、お年寄りに
「薬飲まんとあかんよ」と声をかけて
ます


あかんよ、ダメよは、自分の価値観を
お年寄りに、言ってるだけなんですよね
介護に「促す」ってありますが、これは
促しではありません


私も介護の仕事を、始めた時「あかんよ」を
連発させてました
極端な話し、お年寄りは別にお薬を飲まなければ
ならない、ごはんを食べなければならない
と、決められる事はないのです


でも介護する上で、ごはん、薬は大切です
ごはんを食べない、服薬拒否はどうすればいい?


その部分だけを、切りとって「あかんよ」「ダメよ」
と、否定するのではなく、共感する


お年寄りの味方になります
「そうだよね、わかるよ」と理解する。
理解してから、愛のある言葉で促します


介護の現場では、時間やスタッフの数が
限られているので、どうしても「焦り」
が入ってきます。
あかんよ、ダメよは自分の心の叫び
そうだね、わかるよに切り替えてください


お年寄りの心を開く事ができます
焦らず、少しづつ


介護の仕事は大変です
ちょと目線を変える事で、楽しい仕事になります



ありがとうございました