ゆ、指から血が出てます。
いつも、夕飯前までお昼寝をして
いるおばあちゃん「ふみちゃん」
今日も、夕食前にスタッフに起こされ
食事をする、ホールにでてきました。
えっ！これ何？おばあちゃんの、小指
から、血が出ていたのです。
どうみても、どこかでぶつけて、剥離した
ようではない。なぜなら、小指と、薬指
の間に血が付いていたのです。
ナースに見てもらい、血をふき取ると
小指の内側からの出血していのが、わかった。
噛んだのです、ふみちゃんは、自分の指を
噛んでいたのです。
そういえば、今朝服の袖をやたらと、噛んでいたのです。
「ふみちゃん、噛んだの？」とスタッフが聞くと
「私は、噛みません、そんなことしません」とふみちゃん
ああ、噛んだんだ、時々スタッフも介助中に噛まれる
事があり、その時も、「噛んだの？」と聞くと
同じ事を言ってます。
ナースに処置をしてもらい、ごはんを食べるテーブル
へ移動する。
とにかく、処置した所を、噛まないようガードします。
そして、スタッフ同士で、噛む原因を探します。
歯が気持ち悪い？、最近嚥下の低下で、柔らかい食事
をしているので、立派な歯が寂しい？と色々考えましたが
犬や猫の事は、わかるが、人間が噛みたくなる理由が
思いつかない。とにかく、噛まないように、噛んでも
自分に傷がつかないよう、ガードする事にした。
歯だけは丈夫な、ふみちゃんにしたら、もっと噛み応え
のある、ごはんが食べたいのかも、しれませんが
今は、柔らかいごはんで、我慢してね
自分の、指食べないでね
今度のスタッフミーティングで、もう一度みんなで
考えようと思います。