iamobasanのブログ

おばさん介護福祉士の奮闘日記



いつ寝るの?

昨晩の夜勤での出来事
いつものように、夕食をすませたおばあちゃんズ、元気なおばあちゃん
たちは、さっさと居室に戻っていきました。
少し介助のいるおばあちゃんたちは、日勤さんが口腔ケア、トイレを済ませ
寝かしてくれました。ホールには、一人まだ、ごはんを食べているおばあちゃん
が。マイペースでまわりの、バタバタも気にしないで食べています。もうすぐ
厨房さんが、食器を引き上げにくる時間。でも、まったく気にしてません。
あともう一口っていう時に休憩です。あと一口食べてしまってと、声をかけると
やっと箸を持って食べます。やっと終わったと思いきや、細かく刻んだ漬け物を
一つずつお箸で食べ始めました。やっと食べ終わった時には、すでに食器は引き上げられ
ていました。ああ、やっと食べた。少し時間をおいて、口腔ケアへ、入れ歯は、自分で
さっさと洗ってくれます。時々せっかく洗った入れ歯を、もう一度口に戻してしまうので
見守りをしながら、パジャマの用意をします。さあ着替えましょベッドの横に車いすを
つけて、ベッドへ介助で移動します。パジャマは、自分で着替えてくれます。あとは、おばあちゃんにまかせて、ホールを掃除していると、パジャマに着替えたおばあちゃんが
首にちょうちょ結びでスカーフを巻き、カバンに着替えを入れて、歩いて居室から
出てきたのです。ええ~どうしたの?あまりにこっけいなかっこと、歩いて出てきたので
びっくりした。なにをしたいのか、聞いてみるも、補聴器を外してるおばあちゃんには
聞こえるはずもなく、ニコニコして「お世話になりました」と言って帰ろうとしていた。
いやいや違う違う、家に帰る姿ではないし、立ってはいるけど、ほとんど前に進んでないじゃないと、心の中で思いながら「今日は遅いし、雨も降ってるからね」て特別大きな
声で説得、やっとの思いでベッドへ。
あ~ダメだこれは寝るかんじではない。最悪起きててもいいから転倒だけは、さけないと
と、夜間の戦いがはじまります。そんな気持ちもわっかてもらえず、始まりました
夜中のごそごそタイム。何度もベッドへ誘導、寝ないの繰り返し。おばあちゃんも
さすがに疲れてきて、このままでは転倒してしまう。しかたがない、「車いすに乗ってもらおう」。車いすに乗ってもらう、もうすでに着替えをすませている。入れ歯もバッチリ
入っているじゃないか。も~いつ寝るの? って言ってるまに、夜は明けていた。